気に入っていた色なのに、
外観のトーンが暗くなった
外壁洗浄とは?診断士が教える建物を守るためのメンテナンス・掃除の方法
外壁洗浄とは
外壁汚れが気になる方へ。
隅々までこだわって建てたマイホームや、日々たくさんのお客様が訪れる店舗・クリニック。新築時代を振り返って、外壁汚れに対してこのように思うことはありませんか?
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気に入っていた色なのに、
もうあの頃の面影がない -
外壁の汚れのせいで
自宅や店舗の清潔感が薄れた -
近所やお客様に
建物の汚れた印象が定着しそう
雨の跡や、北側の壁にうっすらと広がるカビ、苔。それらは、毎日目にしているからこそ見過ごしてしまう小さな変化です。しかし、外壁の汚れは単なる「見た目」の問題ではなく、建物の劣化を知らせるサインかもしれません。
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外壁のメンテナンスには
何をしたらいいの? -
塗り替え以外に
どんな選択肢があるの? -
外壁塗装と外壁洗浄の
違いがわからない
そんなお悩みを持った方へ、
建物の美観を守るための
「外壁洗浄」について解説
いたします。
外壁診断士がアドバイス!
外壁洗浄の
重要性とメリット
外壁を健やかな状態に保つことは、単に「汚れを落としてキレイにする」ということ以上に大切な役割を持っています。
美観の維持とイメージの改善
建物の第一印象を左右する見た目、すなわち美観は、そこに住む人への印象や、提供しているサービスのイメージに影響します。
清潔感のある外観は、近隣の方やお客様に安心感と信頼を与えます。新築時のような凛とした佇まいを取り戻すことは、建物という資産の価値を最大限に引き出すことに他なりません。
安心感・信頼
高い資産価値
部分的な劣化が
建物全体に及ぼす影響
汚れは外壁だけでなく、屋根やベランダ、軒下など、目につきにくい場所にも蓄積します。特にカビや藻は、建物の表面で増殖し、素材そのものを脆くさせる原因にも。
これらを最適なタイミングで洗浄し、深刻な状態になる前に対処することで、結果として大規模な修繕サイクルを延ばすことにも繋がります。
効率的なメンテナンス計画
外壁の本格的な洗浄や点検には、足場の設置が必要となるケースも。足場の設置や解体の期間を含めて、大規模な施工になることも少なくありません。
「まだ大丈夫」と先送りにせず、適切なタイミングで洗浄を行うことで、近隣にお住まいの方や、店舗の運営に影響する期間も短くすませることができます。
適切なタイミングで洗浄し
美観を維持
原因は環境や外壁によって
さまざま
外壁が汚れる原因
外壁に現れる変色は、ひとつの理由で起きるわけではありません。その種類は多岐にわたり、建物の置かれた環境や外壁の種類によって、発生する汚れの性質が大きく異なります。
01.外壁汚れの原因一覧
| 汚れの種類 | 苔 | カビ | 排気ガス | 雨だれ |
|---|---|---|---|---|
| 主な原因 |
湿気・日陰・ 風通しの悪さ |
高湿度・防水低下 | 車両通行・工場 |
窓枠・換気口 ホコリの流れ |
< スクロールできます >
02.経年劣化と環境がもたらす
「汚れ」の正体
都市部において特に多いのは、排気ガスや埃が雨水とともに筋状に広がる「雨だれ」です。窓枠やベランダの付け根といった特定の部分から、黒い流れのような黒ずみが生じます。これらは油性を含んでいるため、水洗いだけではなかなか落ちません。
一方で、緑豊かな住宅街や湿度の高い地域では、コケやカビといった生物的な汚れが目立つようになります。これらは外壁の表面だけでなく、目に見えない微細な隙間から根を張り、少しずつその範囲を広げていきます。
03.外壁材の一覧
サイディング
窯業系サイディング
金属系サイディング
木質系サイディング
樹脂系サイディング
モルタル(吹付け)
ジョリパット仕上げ
リシン仕上げ
スタッコ仕上げ
吹き付けタイル
ALC(軽量気泡コンクリート)
タイル外壁
コンクリート打ちっぱなし(RC・鉄筋コンクリート)
石張り(天然石外壁)
ガルバリウム鋼板(ガルバ外壁)
漆喰(しっくい)外壁
04.外壁材の種類による汚れ
「外壁」と一口に言っても、元となる素材はさまざまです。どんな壁材を使っているかによって、目立ちやすい汚れや、劣化が進みやすく耐性の低い汚れが違います。
しかし、見た目だけで判断できるものではなく、「木目調の窯業系サイディング」「レンガ風のALC」のように、外見と素材の性質が一致しないケースもあります。適切な外壁材を見極めたうえでメンテナンス方法を選ぶことで、さらなる悪化や耐久性の低下を防ぐことができます。
ポイント
大切なのは、その汚れが「どこから」来ているのか、原因を正しく突き止めること。原因に合わない対処方法は、かえって外壁を傷つけるリスクがあります。
目的や特徴と効果で比較
外壁洗浄と外壁塗装の違い
外壁のメンテナンスには、大きく分けて「薬剤洗浄」「高圧洗浄」「外壁塗装」があります。
これらは混同されがちですが、本来の目的や期待できる効果には大きな違いがあります。
薬剤洗浄
高圧洗浄
外壁塗装
薬剤洗浄
薬剤洗浄は、専用の洗剤を用いて汚れを化学的に分解する手法です。
| 主な目的 | カビ、コケ、藻といった「生きている汚れ」の根絶。 |
|---|---|
| 特徴 | 表面を力で擦るのではなく、汚れの成分に反応させて浮き上がらせるため、外壁材への負担が極めて少ないのがメリットです。特に、高圧洗浄だけでは再発しやすい生物系の汚れに対して、高い抑制効果を発揮します。 |
| 適したケース | 外壁材自体の防水機能は維持されているが、美観が損なわれている場合や、カビ・コケの繁殖を根本から抑えたい場合。 |
高圧洗浄
高圧洗浄機による清掃は、強い水圧を利用して物理的に汚れを弾き飛ばす手法です。
| 主な目的 | 砂埃、泥汚れ、鳥のフン、剥がれかかった古い塗膜の除去。 |
|---|---|
| 特徴 | 即効性があり、塗装工事の「下地処理」としても欠かせない工程です。強い薬剤や塗料を使うことがないので、植物や近隣住宅への影響が出にくい洗浄方法です。 |
| 適したケース | 土砂汚れがメインの場合や、塗装前の準備段階に。汚れている箇所が限定的である場合は、家庭用の高圧洗浄機を購入して自分で洗浄することもできます。 |
外壁塗装
塗装は、洗浄とは異なり、新しい保護膜(塗膜)を形成して機能を「更新」する作業です。
| 主な目的 | 防水性能の回復、外壁材の保護、色による美観の刷新。 |
|---|---|
| 特徴 | 時間の経過によって劣化した外壁に新たなバリアを張ることで、雨水の浸入を防ぎ、建物全体を守ります。メンテナンスの規模としては最も大きいものです。 |
| 適したケース | 外壁にひび割れがある、触ると白い粉がつく(チョーキング現象)など、外壁材自体の保護機能が失われている場合。 |
ポイント
このように、薬剤洗浄・高圧洗浄・外壁塗装は、それぞれが異なる役割を担っています。大切なのは、「汚れが気になるから、とりあえず洗う」あるいは「古いから、とりあえず塗る」という判断ではなく、現在の建物の状態に対してどの手法が最も誠実な解決策になるかを知ることです。
強力な薬剤で外壁を洗浄
外壁洗浄について
「薬剤洗浄」とは、汚れに作用する薬剤で外壁を洗う方法です。市販の洗浄剤はどなたでも扱いやすいよう効果が穏やかに調整されており、日常的な範囲での掃除には適しています。一方で、建物に深く根を張った頑固な汚れや、素材の奥に潜むカビ・コケを除去するためには、より高度な成分が必要となります。
しかし、高い効果を持つ強力な洗剤は、その取り扱いに専門的な知識と技術を要するため、安全のために専門業者しか取り扱うことができません。
汚れの奥に成分を届ける
外壁に蓄積した頑固な汚れは、表面を洗うだけでは不十分な場合があります。大切なのは、素材を傷めない適切な洗剤を、汚れの「奥のほう」までしっかりと浸透させることです。
無理な力を加えるのではなく、成分を汚れの深部まで届かせることで、外壁材と汚れの結びつきを優しく解きほぐしていきます。
洗剤を
汚れの「奥のほう」まで
しっかりと浸透
市販の洗剤はこする必要が
あることも
市販の洗剤は安全性が高い一方、頑固な汚れを落とすにはブラシ等での「こすり洗い」が避けられません。しかし、無理な摩擦は外壁の質感を損なうだけでなく、微細な傷を作り、かえって汚れを定着させる原因にもなりかねません。
素材への負荷を抑え、本来の姿を長く保つなら、成分の力で汚れを除去するプロの手法が最適です。
市販の薬剤
こすって傷めることも
プロの薬剤
流すのみで安心
WASHERSの特徴
WASHERSでは、「ブラシでこすって落とす」のではなく、「特別な薬剤で汚れを分解して落とす」洗浄方法を使っています。ブラシはあくまで薬剤を浸透させる道具として使用し、「やさしくなでるだけで落とす」という、外壁想いの技法を採用しています。
費用の相場について
外壁洗浄の価格は、基本的に「何面分の壁を洗うか」「どのくらいの大きさの壁か」「外壁材は何か」によって変わります。中でもタイル材は、特別な薬剤を使用して丁寧に洗浄する必要があるため、費用がかかる傾向にあります。
外壁洗浄の参考例
戸建て
外壁 2面洗浄 窯業サイディング
| 面積 | 80㎡ |
|---|---|
| 費用 | 83,160円 |
| 施工時間 | 4時間 |
戸建て
外壁 4面洗浄 窯業サイディング
| 面積 | 180㎡ |
|---|---|
| 費用 | 182,160円 |
| 施工時間 | 7時間 |
頻度とタイミング
「前回のメンテナンスから何年経ったら洗うべきか」というご質問をよくいただきます。おすすめの周期は3~5年に1回ほどですが、単純な年数だけで判断するのはあまり適していません。建物が置かれているエリアや周囲の環境によって、汚れの進行度が大きく異なるためです。
メンテナンスの状況
例えば、緑の多い公園の近くや川沿いのエリアでは、湿気によりコケやカビが発生しやすくなります。
一方、交通量の多い通りに面した建物では、排気ガスによる黒ずみが蓄積しやすい傾向にあります。 大切なのは、数字上の年数よりも、現在の外壁の状態を正しく把握することです。
湿気による
コケやカビ
排気ガスによる
黒ずみ
以下のような変化を感じたら、本格的な洗浄を検討する時期かもしれません。
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-
北側の壁面に、うっすらと
緑色の模様が見える -
雨だれの跡が、水洗いでは
落としきれなくなってきた
塗装と洗浄の分かれ目
外壁洗浄では、外壁そのもののひび割れや劣化に対処することはできません。あくまで、「塗装が必要になる前に、こまめに対応することで外壁をメンテナンスする方法」です。
もし、以下のような状態である場合は、外壁洗浄だけでは対処できない可能性があります。大切な家や建物を守るために、一度プロに相談してみてください。
外壁洗浄
外壁塗装
一度プロに相談を
以下のような状態である場合は、外壁洗浄だけでは対処できない可能性があります。
-
壁に触ると白い粉がつく
(チョーキング現象) -
外壁の塗装がはがれて
下地が見えている -
塗装の一部が不自然に
膨らんでいる
洗浄業者の選び方
外壁のメンテナンスは、単なる作業の依頼ではなく、大切な建物の未来を託すパートナー選びでもあります。数多くの業者が存在しますが、ご自身の価値観や建物の状況に照らし合わせ、以下の5つの視点で見極めることがおすすめです。
類似する
建物の「実績」があるか
特に店舗やクリニック、あるいはこだわりの注文住宅などの場合、その特性を理解しているかどうかが仕上がりに影響します。件数だけではなく、ご自身の建物と近い条件での施工事例があるかどうかが、ひとつの目安になります。
納得感のある「予算感」か
メンテナンスにかける費用は、単なる支出ではなく資産への投資です。「部分的に簡易な洗浄を行う」「目立たない場所の洗浄がしたい」というケースは価格重視でも失敗が少ないですが、「家全体をキレイにしたい」「店舗の顔となる場所の洗浄がしたい」という場合は、予算感と相談しながらも、妥協しない業者選びが重要です。
「現地調査」の
スタンスが目的に合っているか
業者によって、「外壁の写真やマップアプリから外壁の状況を確認する」というケースと、「現地で専門家が調査して外壁の状況を診断する」というケースがあります。どちらにもメリットがあるため、「何を重要視するか」で選ぶ必要があります。
効率重視
電話や写真のみで概算を出すスタイル。簡易な汚れをスピーディーに落としたい場合に便利です。
確実性重視
実際に足を運び、汚れの原因や外壁の状態を直接確認します。失敗したくない、あるいは原因が分からない汚れを根本から解決したい場合には、こちらのスタイルが適しています。
近隣への配慮を
「当たり前」に行えるか
洗浄か塗装かを問わず、工事にあたっては近隣の方への配慮が必要不可欠です。施工中の騒音や洗剤の飛散防止はもちろん、近隣の方々への丁寧なご挨拶や説明を行っているかどうかは、優良な業者を選ぶために欠かせない視点です。
洗浄効果の
保証があるかどうか
洗浄の目的は「洗うこと」ではなく「落ちること」にあります。
「汚れが落ち切っていないのに、時間だからと帰ってしまった」「洗浄したばかりなのに、明らかに汚れが再発生している」といったトラブルにならないためには、「事前の洗浄テストを行っているか」「保証期間の設定があるか」を確認します。
確かな根拠に基づく
「専門性」があるか
外壁材と汚れの組み合わせは無数にあり、正解となる処置は一つではありません。単なる経験則だけでなく、建築構造や化学的特性に基づいた専門知識を有しているかが、大切な見極めポイントです。
たとえば「外壁診断士」のような専門資格の有無は、ひとつの大きな指標となります。素材の性質を見抜き、論理的な裏付けを持って「なぜこの洗浄が必要か」を提案できる専門家に依頼するのが最適です。
外壁のプロフェッショナル
外壁診断士とは
外壁のメンテナンスを検討する際、最も重要でありながら難しくもあるのが、「正しい現状診断」です。知識や経験がなければ、外壁汚れの原因や対処法を見極めることはできません。その重要な役割を担うのが、外壁診断士です。
専門知識に
基づいた「見極め」のプロ
外壁診断士とは、外壁の構造、材料、そして劣化のメカニズムに関する深い知識を持つスペシャリストです。「汚れている」と判断するだけでなく、その汚れが建物の構造にどのような影響を与えているのか、あるいは下地の劣化が進行していないかを、プロの目で厳格に診断します。
外壁診断士ができること
外壁の
劣化や原因を見極める
外壁の表面に現れている現象から、目に見えない内部の状態を読み解きます。黒ずみの元が「排気ガスの油分」なのか「増殖し続ける菌」なのか、あるいは「塗装の化学変化」なのかを専門家の知見で判別します。
適切な
対処方法の提案
診断結果に基づき、「塗装が必要なのか」「洗浄で十分なのか」といった対象方法を、外壁材と汚れ、塗装の耐用年数といった組み合わせから導き出します。
建物にやさしい
メンテナンスの提案
外壁診断士が目指すのは「建物の美しさ耐久性を長持ちさせること」です。やみくもに費用をかけるのではなく、持続可能なメンテナンス方法をお客様のライフスタイルや周囲の環境に合わせてご提案します。
まとめ
外壁汚れを解決するために
必要なのは、
外壁の状態を正しく把握して、
「適切な対処方法は何か」を判断することです。
WASHERSでは、
外壁診断士による無料のパッチテストを行っています。
あなたのお家や店舗の壁がどんな状態かを現地にお伺いして調査します。
現地調査から見積もりまで完全に無料です。
「そもそも、塗装が必要なのか洗浄で十分なのか知りたい」という方もお気軽にご相談ください。
見積もり・外壁洗浄テスト診断・
ご相談は無料